CONCEPT

水引 長浦塾|見落としがちな基本のことから、生活に取り入れるまで

10年前には想像できなかった水引の広がりが昨今見られます。

書籍を参考に水引細工を作ることの他にもオンラインでの動画やレッスンなど時代に合わせた学び方の選択肢も増えて、より多くの方々が水引に触れる機会ができたことは素敵なことだと思います。

そのように学ばれた皆さんとお話しすると、水引制作に対してちょっと悩み事があるように思いました。
「自分の作り方に自信がない」ということです。

「仕上がりはこれでいいのかな?」
「作ってみたけれど何だか違う気がする。だけどその“何だか”が分からない。」
そう感じている方が多いのではないでしょうか。

これには理由があります。
水引には「結ぶ」以前に大切なことがあります。
「水引の扱い方を知る」
この見落としがちな基本の部分がとても重要なのです。

水引は作っていく中で、結び方の難易度によって要所要所にポイントがありますが、広く一般的に教える書籍や動画では初めからその解決策を詳らかに伝えることはなかなか難しいことです。

なぜならば、個人差があるから。

皆さんの困りごとは実はご自身でも気づいていない無意識の中にあることが多いのだと、私はこれまで多くの方々のお手元を見てきて実感しています。

私自身、業界初となる暮らしに寄り添う水引ハウツー本『手軽につくれる水引アレンジBOOK』を上梓した10年ほど前は、水引の魅力を少しでも広められたらと積極的に水引教室やワークショップなどでお教えする機会を設けていましたが、2016年頃になると、水引手芸本も多く出版され、教える先生方も増えてきたので、私の次なる役目としては水引の新たな可能性を提案することだと考えました。そして、ビジュアルなどの作品制作や水引の研究の方に専念していました。

しかし、昨今
「独学で実は自信がないので、初めからきちんと学びたい。」
「オンラインレッスンやお教室などで教わったけれど、何かうまく作れないので教えて欲しい。」
との声を多くいただくようになりました。

その声に少しでもお応えできればと、「水引 長浦塾」を開催いたします。「水引 長浦塾」は、水引を結び、水引のことを知り、学ぶ場です。
水引文化研究家/水引デザイナー 長浦ちえが対面レッスンだからこそ分かる個人差、感じ取れるニュアンス部分の問題点とその解決策を出来るだけ的確に言葉で伝えていくことを大切に、おひとりお一人に合ったアドバイスを心掛けて丁寧に結んでいきます。「何か…」「何となく…」を一緒に解決していきます。

水引経験が無い方は、余計なクセがつく前に結ぶコツを身につけながら最短距離で結べるように。
水引経験はあるけれど、ちょっと自信の無い方は、学び直しの場として。

昨今、水引は女性を対象とした手芸素材のイメージが強いですが、日本人として水引を結べることはとても素敵なことだと思います。男性も何かを人にお渡しする際に、水引をさっと結ぶことができたらとても粋ではないですか?
「水引 長浦塾」では、ご興味のある方は女性でも男性でも、お子様でも年配の方でもご参加をお待ちしています。

また、梅などの水引細工を作れるようになったけれど、どのように生活の中で活かしたらよいのか?と感じている方はいらっしゃいませんか?
まずは基本をしっかりと身につけて、ただ作品を作るだけではなく、実際に水引を生活の中に取り入れていく提案もしていきます。

そして、水引を結べるようになり人に差し上げるようになってくると、特に海外の方などには「水引って何?」と尋ねられる機会が出てくると思いますが、インターネットやメディアなどで目にする「水引の説明」には未だにあやふやな内容も多く見受けられます。勘違い・間違われやすい水引のこと、何よりも水引の大切なことをお伝えしていけるような機会も今後設けていきたいと考えています。

「水引 長浦塾」が水引を通して、皆さまにあたたかい豊かな気づきのようなものを感じていただく機会になると嬉しく思います。

【レッスン内容に関して】

<初級1>
水引の基本の話、扱い方、道具のことなど。水引の基本に関するお話は一番のボリュームです。 初心者の方はもちろん、独学で学ばれた方や、既に水引経験のある方にも是非知っていただきたい内容です。今後、水引を続けていくために肝となる所作や、あわび結びを中心に基本をしっかりおさえます。あわび結びは「作ることができる」と「理解して作っている」には大きな違いがあります。あわび結びが今後の応用結びの基本となりますので、自分のあわび結びをきちんと理解しましょう。

◎あわび結び3本取りを完全マスター
◎水引の基本となるあわび結びと水引細工を作る上で重要なワイヤー掛けは最も大切な技術です。是非「初級1」と「初級2」をセットで受講ください。その後の作品づくりなどもスムーズになります。


<初級2>
あわび結びから梅結びの展開。水引細工をつくる上で重要になってくることが「ワイヤー掛け」です。結びをつくり水引を留める際や、水引モチーフを組み合わせながら作っていく水引細工には基本的にワイヤーを用いて組み立てていきますが、そのワイヤー掛けに苦手意識を持っている方が多いのではないでしょうか。ワイヤーはただ闇雲に掛ければ良いものではなく、使用するワイヤーの種類や掛け方にもきちんと意味があります。そのコツさえ理解できるようになればスムーズに手早くワイヤーを掛けることができます。道具の使い方やコツ、注意点などを丁寧に理解しながらマスターしていきます。

◎水引の基本となるあわび結びと水引細工を作る上で重要なワイヤー掛けは最も大切な技術です。是非「初級1」と「初級2」をセットで受講ください。その後の作品づくりなどもスムーズになります。

<初級3>
テーマは「おもてなし」
初級1でマスターした水引の扱いがしっかり身に着いているかを確認しながら、あわび結びから展開して出来上がる「平梅結び」を中心に「おもてなし」をテーマに学びます。初級2で学んだワイヤー掛けを発展させてパーツを組み合わせる練習です。お客様がいらした際、家族のお祝い事やちょっとしたおもてなしのシーンに使うと素敵な水引のデザインとは?その考え方やアレンジの仕方も一緒に学んでいきます。

※あわび結びのレッスンは致しません
※あわび結び3本取りを結ぶことができたら受講いただけますが、あわび結びや水引の扱いに自信のない方は初級1・2からの受講をおススメいたします
※初級1・2以外に関しては、順番は問いませんので、ご興味のあるテーマから選んでいただいて構いません


<中級1>
テーマは「贈り物」
初級1~3で学んできた水引の扱い方やモチーフの作り方のコツなどがしっかりと身についているかを確認しながら、あわび結びから展開する「松結び」を中心に「贈り物」をテーマに学びます。また、贈り物に欠かせない数種類の結び方をしっかり練習をして、TPOに応じた贈り方、贈り物の目的に合わせた結びが出来るように身につけていきます。ちょっとした贈り物が楽しくなるかもしれません。

※あわび結びのレッスンは致しません
※あわび結び3本取りを結ぶことができたら受講いただけますが、あわび結びや水引の扱いに自信のない方は初級1・2からの受講をおススメいたします
※初級1・2以外に関しては、順番は問いませんので、ご興味のあるテーマから選んでいただいて構いません


<中級2>※「初級2」を受講された方限定
テーマは「プロが教える祝儀袋」
私はこれまで水引プロダクトのデザインに携わってきて、現在も全国のお店できっと皆さんが目にしたことのある商品のデザインを手掛けてきました。祝儀袋はアレンジしても良いと思うところ、一方で配慮が必要なところがあります。アレンジする前に大切なことを考え、「折り」についても少しお話したいと思います。使いたいシーンや目的を一緒に考えながら、祝儀袋を最初からつくっていきます。

※「初級2」を受講された方に限ります
※あわび結びのレッスンは致しません


<徹底玉結び>※長浦塾 受講済みの方限定
テーマは「徹底玉結び」
水引をまん丸に結んでいく玉結びはあわじ玉などとも呼ばれます。コロンとしていてアクセサリーなどでも人気の結びですが、なかなか丸くならない、形が安定しない、隙間ができる・・・などお困りの声を多く耳にします。今回は「なぜ丸くなりづらいのか」「どこが難しいのか」など皆さんのお困りごともお聴きしながら玉結びに徹底的に取り組みます。

※長浦塾を受講されたことのある方に限ります
(「初級1」「初級2」「初級3」「中級1」「中級2」のいずれかでも受講されていたら参加可能です)
※あわび結びのレッスンは致しません
※難易度的には「初級3」以降になりますので個人差は出ると思います


<徹底ワイヤー掛け>※「初級2」 受講済みの方限定
テーマは「徹底ワイヤー掛け」

「初級2」でワイヤー掛けのコツと極意を理解しました。しかし、まだ不慣れなうちは理解はしているものの恐る恐るワイヤー掛けをするあまりなかなか上達しません。時間の経過とともに忘れていることもしばしば。この講座では体に染み込ませるように繰り返しワイヤー掛けをしていきます。しっかりとワイヤー掛けが身につくと、作品自体の出来が美しくなり、作ることができる作品の幅も広がり、何よりもご自身がラクになります。

徹底的にワイヤー掛けを繰り返した結果・・可愛いらしい立体物が仕上がります!立体物はコサージュやアクセサリー、髪飾りなどにお仕立ていただけます

※あわび結びのレッスンは致しません
※難易度的には「初級3」以降になりますので個人差は出ると思います

<徹底つる>※「初級2」 受講済みの方限定
テーマは「徹底つる」

鶴のモチーフは背、尾、首などの各パーツを組み合わせて作る方法や、結びの延長上から作る方法など様々でアレンジも多岐に渡ります。どこかクラシカルな印象な鶴や現代的な印象の鶴・・・その違いは何でしょうか!?

そのようなところも紐解いていきながら鶴を徹底的に考えていきます。

 鶴モチーフにはたくさんの技術が盛り込まれています。長浦塾初級1~中級2までの基本要素が詰め込まれていますので、どれくらい身についているかの見直しにもなるかもしれません。

※あわび結びのレッスンは致しません
※難易度的には「初級3」以降になりますので個人差は出ると思います
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